お砂糖浴びたい

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今年読んだ商業BL小説ランキング~その2~

さてさて今年読んだ商業BLランキングその2……兄弟編です!

ドンドンパフパフー!キャー!

ちなみにその3はありません!

 

以下注意点です。

・義兄弟も兄弟として扱いました。

・「血」がつくのが実の兄弟。

・私はハッピーエンド厨。

 

本当はTOP5読み直したかったけど今月気力なかった!

読書メーターに記録した感想引用したり書き換えたりがほとんど。

ちなみに、TOP3はとても好きな3冊なのでみんなに読んでほしい。

そして感想を私に聞かせてほしい。お願いします。

 

 

 

 18位 鬼畜 

鬼畜 (シャレード文庫)

鬼畜 (シャレード文庫)

 

ヤンデレサイコパス血弟×兄。学生。

弟の幼児喋りとチャラ喋りの二重人格と見た目が合わないし気持ち悪くて読むのしんどかった…。

「鬼畜」ではなく「ヤンデレ」。好きな人は好きだと思う。

兄弟以外の近親もあり。

 

17位 兄弟のお作法

兄弟のお作法 (二見書房 シャレード文庫 か 5-3) (二見シャレード文庫)

兄弟のお作法 (二見書房 シャレード文庫 か 5-3) (二見シャレード文庫)

 

血弟×兄。狂言の演者兄弟。京都弁。

スピンオフと知らずに購入して読んであ~これはスピンオフだな…と後悔。

 

16位 弟のくせに生意気だ!

弟のくせに生意気だ! (角川ルビー文庫)

弟のくせに生意気だ! (角川ルビー文庫)

 

義弟×警察官兄。 初BL小説。

やだやだ言っても欲に逆らえず喘いじゃう湊がかわいかった。

張り込み中に制服でうほほ。

 

15位 ピンクのピアニシモ 

ピンクのピアニシモ (ディアプラス文庫)

ピンクのピアニシモ (ディアプラス文庫)

 

義次兄×弟(3人兄弟)。

義長兄のことがずっと好きだった末っ子と、そのことを知ってるけど末っ子のことが好きな次兄。

次兄がかっこよかったからまあ…乗り換えが早くても仕方ないのかなあ。

色々と端折りすぎ感ある。 

 

14位 お兄様は言いなりにならない 

 

お兄様は言いなりにならない (f‐ラピス文庫)

お兄様は言いなりにならない (f‐ラピス文庫)

 

 二卵生弟×兄。高校生。

勝負に負けて弟の言いなりになって無理矢理されちゃう兄。

ヤンチャ系ショタっぽい兄の言葉遣いがあまり好みじゃなかった…。

アーッて喘ぎ声初めて読んだかも。

二卵生双子モノとしてはコンプレックス要素もあってよかった。

 

13位 兄弟恋愛 

兄弟恋愛 (幻冬舎ルチル文庫)

兄弟恋愛 (幻冬舎ルチル文庫)

 

義弟×兄。4人兄弟。

出会い方とかトラウマ設定がおいしいのに登場人物が多いし裏家業やら当て馬やらごちゃごちゃしててもったいなかった。

義弟実妹になるくらいまでやってほしかったかも。

 

12位 兄弟の事情シリーズ 

兄弟の事情 (1) (ディアプラス文庫)

兄弟の事情 (1) (ディアプラス文庫)

 

義兄×弟。3兄弟。大学生と高校生。

兄がものすごくチャラくて最低なキャラであまり好きにはなれなかったけど弟との出会いが運命的だったから許せた。

この先ちゃんと幸せにしてあげてね!

最後の方までもだもださせられてからのえっちシーン…兄弟喧嘩しながらもエロくて萌えた。特に弟! 

恋人の事情 ─ 兄弟の事情 (2) (ディアプラス文庫)

恋人の事情 ─ 兄弟の事情 (2) (ディアプラス文庫)

 

俺様義兄×美少年ピュア弟の続編。

前巻でもやもやした兄の弟に対する気持ちが整理されててスッキリした。

看病するお兄ちゃんと戸惑う弟面白かった。

丸く収まってからのえっちがえろい!

 

11位  兄弟にはなれない

兄弟にはなれない (キャラ文庫)

兄弟にはなれない (キャラ文庫)

 

クール系イケメン漫画家義弟×アイドル系イケメンリーマン義兄。

後半の受けのうじうじがちょっとしつこかったけど、義兄弟設定がうまかった。

真面目にマザコンブラコンこじらせてる攻めのことが好き好きで仕方ないと再自覚して家族>自分になるんじゃないかと怖がる受けが新鮮で面白かった。

ちゃんとタイトル通りになってよかった!

 

10位 禁断の甘い鎖

禁断の甘い鎖 (B‐PRINCE文庫)

禁断の甘い鎖 (B‐PRINCE文庫)

 

イケメン血弟×兄。

兄弟モノとしては軽目かも?

どちらかというと俳優×マネージャーの禁断モノだった。

弟が兄弟だと知らずに兄に惹かれていくのが良かったから後編は蛇足に感じてしまった。

温泉での駆け引きは萌えた。

 

9位 義弟の渇望

義弟の渇望 (キャラ文庫)

義弟の渇望 (キャラ文庫)

 

義弟×兄。二人とも医師。

過去のエピソーきちんと語られてて兄弟萌えにはたまらなかっだけに、再会後の付き合い方がイマイチ…。

個人的な趣味としては兄はビッチではなく弟が忘れられずにずっと処女の方がよかったなあ。

最後の甘い感じは良かった。

 

8位 暴君な弟が好き

暴君な弟(きみ)が好き (白泉社花丸文庫)

暴君な弟(きみ)が好き (白泉社花丸文庫)

 

暴君というよりはただ不器用な義弟×ブラコン兄。

弟の兄への執着はなかなかのもので萌えた。

兄の友人たちとか脇キャラがみんないいキャラだった。

兄弟がくっつくために失恋させられた二人幸せになってくれ。

 

7位 硝子の迷宮

硝子の迷宮 (リンクスロマンス)

硝子の迷宮 (リンクスロマンス)

 

血弟×事故で失明兄。

「兄弟」「失明」を扱ってて重めなのに「ミルク(精液)」発言連発で笑ってしまった。

視力回復して兄が弟の愛の貴重さを認めてから堕ちるのが早すぎたけど最後はハッピーエンドでよかった。

 

6位 禁忌に溺れて

禁忌に溺れて (キャラ文庫)

禁忌に溺れて (キャラ文庫)

 

双子の弟×兄。

血のつながった弟だからダメだやめよう…でも生まれた時から好きで好きで求めてしまう…って兄のくどい葛藤や、兄が自分を求めていることを見抜いている弟など私が好きな兄弟BL感満載で美味しかった!

気持ちが通じ合った後の挿入で「死んじゃいそうだよ」がグッときた。

 

 5位 二重螺旋

二重螺旋 (キャラ文庫)

二重螺旋 (キャラ文庫)

 

血兄×5才下弟。

句読点が不自然だし癖がありすぎる文でつらかった。

ほんとに読みづらいのであまりおすすめできない。

兄弟ドロドロ序章な内容。

古典系で禁忌!背徳!な感じはがっちり押さえてる。

先に進んだり過去回想になったりちょっと忙しかった。

兄弟以外の近親あり。

シリーズ何冊も出てるから来年読みたい。

 

4位 家路 

家路 (Holly NOVELS)

家路 (Holly NOVELS)

 

血兄×4歳年下弟。ショタ時代も成長後もあり。

歪んだ兄と弟のドロドロすごくよかった。

でも他人を巻き込まずにやってほしかった。古典系かな。

後編は兄妹カプが出てきてBLというより近親モノって感じでおしい。

弟に想いを寄せていていいように利用されてた先生のその後が読めて後味はよかった。

 

 3位 同い年の弟

同い年の弟

同い年の弟

 

 帯あらすじ

中学の頃、親の再婚でできた同い年の弟・景輝(けいき)。誰にでも好かれるスポーツ万能の景輝が、身体の弱い雪宏(ゆきひろ)は自慢だ。そんな弟と好奇心から始まった、二人だけの秘密の遊び――――。それは、オトナのキスをしたり、身体を触ったりすること。けれど、年を重ねるごとに、景輝は独占欲を隠せなくなっていき…!?

 

人気者義弟×写真好き兄。

義兄弟らしい親のために家族を崩壊させたくないって葛藤とか、初めて会ったときから好きっていう運命的な二人良かった。

残念だったのは、やっとつきあうようになったとこでストーカー女が出てきたとこ。

それ以外は二人ともかわいかったし「写真を撮りたい」って欲求が効いてて萌えた。

 

以下萌えた台詞抜粋。全部攻めの台詞!

「何時間も会えないと寂しいだろ。俺のキスも連れてって」p80

「歩くな、なんも触るな。俺いま床にも嫉妬する」p230

「お兄ちゃんって呼んだらユキがエロい気分になるようにしちゃおうか」p242

 

2位 兄弟とは名ばかりの

兄弟とは名ばかりの (キャラ文庫)

兄弟とは名ばかりの (キャラ文庫)

 

裏表紙あらずし

父親の再婚で、大嫌いなアイツと兄弟になっちゃった!?高校二年生の伊沙は、遅刻魔で服装も校則スレスレ。ところが義母の連れ子は、学年首位の委員長・稜だった!!「おまえと馴れ合う気はない」自分とは真逆の伊沙に、敵意剥き出しの稜。生活態度を叱責され、伊沙も激しく反発する。両親の前では良い兄弟を演じていても、裏では喧嘩ばかりで…!?一つ屋根の下、多感な高校生の繊細な恋♥

 

優等生義兄×ちょいチャラい弟

ちょっと不真面目くんと優等生が義兄弟になって、だんだん仲良くなる過程がかわいくて癒された。

空き教室で二人きりランチからの自然なキスがもうかわいいかわいい。

攻めそっちなのか!と驚いたけどまあこの二人はどっちがどっちでもかわいいから一生仲良く暮らしてほしい。

あまり兄弟BL要素はないけど好みだった。

 

以下萌えた箇所抜粋。全部弟モノローグだった。

『なかなか寄りつかず、無理にちょっかいをかけたら爪を出すよその家の猫が、やっと自分に懐いてくれた時みたいな達成感がある。』p162

『兄弟のスキンシップというのは、えらく気持ちのいいものだなあと考えながら、遠慮なく稜にまた体重を預けた。』p174

『できるなら、小さい頃の稜のそばに行って、同じように抱き締めてやりたいと願い、それが叶わないことが悔しかった。』p217

 

1位 おうちのひみつ

おうちのひみつ (プラチナ文庫)

おうちのひみつ (プラチナ文庫)

 

裏表紙あらすじ

いつも笑顔で明るい真実(まこと)の体には、傷が絶えない。それは、周囲に期待されながらも受験に失敗した弟・裕司(ゆうじ)の暴力のせいだった。裕司はどうしようもない閉塞感を真実にぶつけて、縋る。真実は裕司を拒絶せず、甘やかすように受け止めて体を開いていたのだ。禁忌の関係を友人に諌められるが、真実は裕司を突き放すことができなかった。歪んでしまった想いに追い詰められ、兄弟は――?

 

真面目血弟×お人よし兄。1歳差同じ高校。

精神的に不安定になっている弟の暴力とそれを許す兄に非常に萌えた。

今年出版された本だけど、1998年に発売された本の新装版。

かなり構成が古いんだろうなって感じで特に序盤はBLとして変な感じ。

クラスメイトが兄と仲良くなるところから始まるので、そういうカップリングなのかな?って思ったけど全然違う。

女の子も出てくるし、苦手な人は苦手かも。

正直勧めづらいけど私はとても好き!とにかく兄弟やばい。

濃厚なバッドエンド臭でこれは私が爆死なのでは!?と思ったけど最後はハッピーエンドでほんともうありがとうございます。

 

好きな文章が多すぎたので、弟の台詞を一部だけ抜粋。

「俺たちなんか、生まれた時からおんなじ苗字だろ」

(中略)

「結婚する手間が省けるよな」p250

 

以上、やっつけ感満載のランキングでした。

おすすめの兄弟BLあったらぜひ教えてください。

漫画でも一般小説でもなんでも、飢えているのでお願いします(必死)

 

来年もおいしいBLに出会えますように!

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